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2013
04.17

恋する罪びと

前回からずいぶんと間が空いてしまいました。
またぼちぼち更新しますのでよろしくお願いします。

実家に帰ってから、どたばたした日々が続いていましたが、本だけは読んでいます。
ブログにあげていないのがたまってしまっていますが、
とりあえず、この間最初に詠んだ本の紹介から。

今日の一冊:恋する罪びと

恋する罪びと恋する罪びと
(2000/06)
田辺 聖子

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<概要>byPHP研究所
烈しくせつない恋物語を古典や伝説から取り出し、田辺流解釈で楽しむ。
紫式部の恋のかけひきや武蔵とお通の純情秘話など24話を収録。

<感想>
ちょっと久しぶりに古典ものを読んでみました。
田辺聖子さんが、古典のいろいろな話に中から、恋物語を選んで紹介している本です。
業平と高子や、定家と式子様のような有名な古典から、
宮本武蔵とお通みたいな話やら、おじいさんとおばあさんの中のいい話やら。
どれもこれも、なんだか読んでいてじーんとくる話ばかりでした。

個人的には「忍れど」と題された、元子と頼定の話が結構好きです。
もともとお互い憎からず思っていた二人が、
それぞれ別の人と結婚し、はからずもお互いに分かれて、
お互いに一山越えたからこそつながることができるという。
36歳と34歳とではじまった二人の恋の話を、
田辺聖子さんは、中年からの純愛は珍しい、とまとめています。

和歌一つないのですが、頼定の言葉が優しい。
その通りのことを言っていたわけではないでしょうが、
父の怒りによって髪を切られた元子を見て、
振り分け髪がいっそかわいい、少年と少女の昔にかえったようだ、と、
そんな機転を利かせてくれる男の人、素敵です。

そのほかの話もどれもこれもとてもいい話です。

近代の話は、有名な作家達の恋愛話が多かったですが、
あまり詳しくない人達ばかりだったので、それはそれで楽しめました。

なんといってもやっぱり田辺さんの文体がきれいで、
あっという間に読み終わってしまいました。
評価は◎(5段階の上から2番目)です。


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