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2013
02.22

魍魎の匣

今日の一冊:魍魎の匣

文庫版 魍魎の匣 (講談社文庫)文庫版 魍魎の匣 (講談社文庫)
(1999/09/08)
京極 夏彦

商品詳細を見る



<概要>
箱を祀る奇妙な霊能者。箱詰めにされた少女たちの四肢。
そして巨大な箱型の建物-
箱を巡る虚妄が美少女転落事件とバラバラ殺人事件を結ぶ。
探偵・榎木津、文士・関口、刑事・木場らがみな事件に関わり京極堂の元へ。
果たして憑物は落とせるのか?


<感想>
友人に勧められた、京極夏彦さんの百鬼夜行シリーズの2巻目。
とにかく、冗談みたいな厚さに笑ってしまいました。
文庫本1冊で1,050ページ!こんな本があるなんて。

これで面白くなかったらどうしよう、なんて思いながら読み始めたのですが、
失礼なことを考えて沁み余した。
本当に久々に、読むのをやめることができなくなるほど面白かったです。
このページ数で中だるみなし。
650ページを越えたあたりからの謎解きに入ってから残りは、
一気に読んでしまいました。

詠んだ後で知ったのですが、
百鬼夜行シリーズの中でも最高傑作と言われているそうですね。
ここでもう最高のを読んだと思うと微妙な気もしますが、
とにかく、気持ちいいくらいにうまい話でした。


後半400ページ弱の謎解きは、中身がすっきりとして、
しかも読み応えのある展開でしたけど、
それ以上に文章がすごく良かったです。

怒涛の展開の中でも、匣の中をのぞいた被害者が、
彼岸に行ってしまったんだ、という言葉が、本当に絶妙!
何が起きたか全くわからないのに、なんか納得してしまう。

また覗きたくなってしまった、覗かずにいられない人達が、
匣に引き寄せられていく様子も、息をのむ感じでした。

殺されていく人たちの殺され方は、私の苦手なかなりグロイ感じなのに、
なんかとても美しいものなんじゃないか、という気がするほど。
非現実的な、あちら側の世界の感じもうまく出ていて。

今まで読んでいなかったのがもったいないと思うほどでした。
そんなわけで、評価は★(5段階の一番上!)です。

時間ができたらぜひ、一度だまされたと思って、ぜひ読んでほしい作品です。



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