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2013
02.04

うた恋い。3 プロローグ

Category: 歴史もの
今日の一冊:超訳百人一首 うた恋い。3

プロローグ

3巻の冒頭にあるのは、主人公清少納言と、
最後のエピローグまでともにいる、藤原行成の出会いの話です。

行成様は、これまでに何度か出てきて、
百人一首の中でも個人的には5本指に入る、
「君がため 惜しからざりし命さえ 永くもがなと 思いけるかな」の作者、
藤原義孝様の息子さんです。
歌詠みの家系に生まれた二人の出会いは。。。

ネタバレ感想はいつものように続きを読む、からどうぞ。

本の紹介と、ほかの話へのリンクのページはこちら↓
うた恋い。3 全体感想


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藤原義孝が21歳の若さで他界したとき、行成はまだ3歳。

有力な後ろ盾もないまま幼いころを過ごし、
友人の推挙で宮中にあがるようになってしばらくした頃、
近衛の中将の藤原斉信(ふじわらのただのぶ)に突然呼ばれ、
中宮にあいさつに行こうと声をかけられる。
斉信は、行成が女房たちに愛想がなく、評判が悪いのを気にしていたのだ。

斉信が行成に紹介しようとしたのは、定子のいる梅坪の女房、清少納言だった。
清少納言は特に、友人を褒めるのが趣味のような女房なので、
仲良くしておけば損はないという。

宮中の女房は何かと歌を詠みかけてきて、それが苦手だった行成は、
特に有名な歌詠みの家である清原元輔(きよはらのもとすけ)の娘でもある清少納言ならば、
きっとまた歌を詠まれるだろうと、憂鬱な気持ちでいた。

斉信に、君に紹介したい男がいる、と紹介されると、
清少納言は、みなが噂の行成がいつ来てくれるかと噂していたという。
色も風流もわきまえない無骨ものだと自己紹介すると、
祖父の藤原伊伊(ふじはらのこれたか)の代からの和歌に秀でているだろうという。
行成は、幼いころから歌を学んだがまったく上達の兆しがなく、
うまいものと期待されて、下手な歌を歌うのも恥ずかしく、
今は書に打ち込んでいた。

少納言は、
「私も歌は苦手なの。
 ほら、私の家も歌人の誉れは曽祖父の代からでしょう?
 親が立派だと子は苦労するのよね。
 親の威を借りて下手くそが我が物顔するのはダサイでしょう。」
と答える。

思わず、同じように思っている女房に会えたことに喜ぶ行成に、
少納言は、和歌嫌いが嘘でないなら、いい友達になれそうだという。
微笑んで、ええ、本当に。と答える行成だった。

日本の随筆文学の創始者清少納言と、
書の名人の藤原行成。
二人が永遠の友情を誓ったのは枕草子に詳しいという。
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