--
--.--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2013
01.21

狂言ござる乃座新春特別普及講演

Category: 和芸術
今日は本でなく、狂言のことを書きたいと思います。

前々から見たいと思っていた野村萬斎さんが出る狂言を、
今日とうとう見ることが出来たのです。

今までにも何度かチケットを取ろうとしたのですが、
運悪くチケットが当たらなかったり、すでに売り切れ買ったり、予定が合わなかったりで、
手に入らなかったのですが、今日は正面の前から6列目という席で、
本当にすばらしい位置で、じっくりと見ることが出来ました。

130120ござるの座 002
<こんな真正面のいい席!でした>

しかも、今日の講演では、最初に野村萬斎さんの解説があったのです。
普通のござる乃座講演ではこういうことはないそうですが、
「のぼうの城」の公開ということもあり、普段狂言を見ない新しいお客さんも来てくれるのでは、
ということで、初めて見る人向けに解説を入れてくれたそうです。
どんぴしゃ!大当たりで、会場には自分たちを含めて初めての人が結構いました。

狂言がどんなものか、そして今日の演目がどういう話か、
またお囃子の楽しみ方や、衣装の特徴なども話していただいて、
普通より以上に楽しめたのではないかと思っています。

今日の講演は、最初素囃子の神舞から始まり、
麻生と六地蔵という演目でした。

いただいたパンフレットによると、
神舞は、「高砂」などの祝言の能で、男性の神が舞う際に奏される曲とか。
掛け声と太鼓、笛の音が混ざり合って、お正月に合うとてもめでたい感じの曲でした。

お囃子の4人が一度退場されるのかと思っていたらそのまま座に残り、
いきなり次の演目、麻生が始まります。

普通の狂言では、かつらやメイクなどはほとんどしないそうですが、
今日は野村万作さんがかつらをかぶっているという珍しい様子が見られます、
という萬斎さんの解説のとおり、かつらをかぶった万作さんが出てきて、
萬斎さんが、万作さんの髪を劇中で結うシーンがありました。

麻生は、信濃の国から出てきた麻生の何某(万作さん)と、
その従者の藤六(萬斎さん)と源六(深田博治さん)が出てきます。
都に出てきた3人が、お正月に宮中に出仕するための準備で、
源六が烏帽子を注文して取りに行っている間に、
藤六が麻生の何某の頭を結います。
源六が迷ってしまい、なかなか帰ってこないので、
髪を結い終わって迎えに行った藤六も迷ってしまい、
主の麻生の何某が泊まっている宿を探すために、
都の通りを、自分たちのことをお囃子にのせて話しながら歩き回り、
最後は3人が会えて、大団円、というストーリーでした。

間休憩20分を挟んで、次の演目が六地蔵。
こちらは、六地蔵を納めるための地蔵堂を作った田舎の町から、
都に地蔵を彫ってくれる仏師を探して出てきた田舎者とであった詐欺師が、
仲間とともに、田舎者をだましてお金を手に入れようとするお話。
どうやって、地蔵を用意するか考えた詐欺師は、
3人の仲間を呼んで、地蔵の真似をしてもらい、田舎者をだまそうとします。
それなら後3人仲間を呼べばいい、という仲間の意見に、
仲間を増やしたら分け前が減るから、なんとか4人でやりきろう、という詐欺師。
その結果は。。。パンフレットによると、
「大混乱の末の痛快な展開が待っています」となっています。
まさに痛快な展開のところでは会場中大笑い、でした。

歌舞伎やお能と違って、狂言は声も聞き取り易くて、
ほとんどの部分で、なにを言っているかも分かりましたし、
話もとても分かり易くて、ぜひぜひ、また行きたい!!!

終わってからとっても幸せな気持ちで帰途に着いたところ、
近くの大学からたくさんの学生さん達らしき人が。。。
今日って、センター試験だったのですね。
こんなに幸せな日に学生さん達は大変な試験だったとは。。。
大人ってありがたいものですね。
スポンサーサイト

トラックバックURL
http://monogatarigatari.blog.fc2.com/tb.php/57-c271a363
トラックバック
コメント
管理者にだけ表示を許可する
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。