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2012
12.24

蒲公英草紙 その1

Category: 空想もの
今日の一冊:蒲公英草紙(図書館から)

蒲公英草紙 常野物語 (常野物語)蒲公英草紙 常野物語 (常野物語)
(2005/06/03)
恩田 陸

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有名だけどまだ読んだことのなかった恩田陸さんの本を借りてみました。
タイトルと表紙がきれいだったので、手に取りました。
ぐぐって見たら、結構人気シリーズの2作目だったようですが、
時系列的には最初ということなので、大丈夫かな。。。

語り部の峰子の日記の名前が蒲公英草紙で、
それを峰子が読んで昔を振り返るという形で進む物語です。
ふわりとした文体で、読みやすいファンタジーでした。

シリーズのメインキャラらしき常野一族については、
なんとなく役割が見えたというところまでで、
語り部の峰子の親友であり、ヒロインの聡子の物語という感じです。
家族や聡子と峰子の周囲の人達が丁寧に描かれていて、
ラストは途中からの想像通りだったとはいえ、ほろりときました。


とりあえずほぼ半分、第4章まで。
ネタバレ感想は続きを読む、からご覧ください。

また、後半の感想とネタバレはこちら↓
蒲公英草紙 その2

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時代はちょうど日清戦争と日露戦争の間。
絵に描いたような長者さんの槇村家にいる、
体の弱い末っ子の聡子の遊び相手として、
語り部の峰子が槇村家に出入りするようになる。

槇村家には発明家や洋画家、仏師など、多くの風変わりな来客が出入りしいつも大賑わい。
ある日槇村の当主の先祖と縁があったという、不思議な4人家族が屋敷を訪れた。
天聴館にしばらく滞在することになった春田家のことを父に尋ねると、
「たぶん、あの人達は「常野」だな。」という。

常野とは、古くからある一族で、どのくらいの人がいるのか、
みなが旅から旅を続けているのか、よくわからないという。
権力を持ってはいけないとか、固まってすんではいけないとか、
いくつかの不文律があるようだという。

ある日槇村の家に行くと、聡子の兄で乱暴者の廣隆が、
天聴館に忍び込んで、春田家の正体を暴くという。
無理やり付き合わされた峰子が見たのは、
しばらく実家に帰っているということで姿を見なかった春田家の奥方が、
死んだように眠っている姿だった。
奥方の枕元にある黒い皿の中にある手鏡にろうそくの明かりが差すと、
老若男女のさまざまな顔が天井に写り、呟きも聞こえてきた。

奥方が少し寝返りを打った拍子に周りの様子が暗い部屋に戻ったとき、
二人は慌てて部屋を抜け出したのだった。


ここから感想です。

なんだか今までにも似たような話を読んだことがあるような気がする、
と思いながら最初のほうは読んでいましたが、
常野一族が出てきてから、だんだん予想外な、
不思議な感じが強くなってきました。
今後どんな風になっていくのか全く展開が分かりません。

また文中に何度も戦争の気配を漂わせていて、
日露戦争が始まる前の危うい世相と、常野という全く感じの違う一族とが、
どんな風に絡まって話が進んでいくのか、気になるところです。
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