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2015
05.18

光圀伝

光圀伝光圀伝
(2012/09/01)
冲方 丁

商品詳細を見る


<概要>by Official Website
なぜ「あの男」を自らの手で殺めることになったのか─。
老齢の光圀は、水戸・西山荘の書斎で、誰にも語ることのなかったその経緯を書き綴ることを決意する。
父・頼房に想像を絶する「試練」を与えられた幼少期。
荒ぶる血を静めるために傾奇者として暴れ回る中で、宮本武蔵と邂逅する青年期。
やがて学問、詩歌の魅力に取り憑かれ、水戸藩藩主となった若き“虎”は
「大日本史」編纂という空前絶後の大事業に乗り出す─。

<感想>
久々に歴史物を読んでみようかな~、という気分になって、
前に読みそこなって挫折した光圀伝に手を出しました。

が、これ。
やっぱり厚い。
さらに、字が小さくてびっしり。
これ、2冊か3冊に分けていいんじゃないかと。
ライトノベルばっか読んでるような人には辛かろうなぁ、というガッツリ感でした。

内容的には淡々と、幼少のころから自分が家督を譲る算段が付くところまで。
あらすじにあるように、ある男を殺すところから始まって、
その理由が最後に明らかになる、という進み方。

歴史物の描き方特有というかある意味当たり前なのかもしれないけど、
結構あっさりと人が死んでいく。

主人公休のかなりメインキャラががつがつ初期から死んでいく。

いろんな資料を調べて、できるだけ史実に近い形に仕上げてあるのだとすれば、
光圀さん、ちょっと可哀想すぎる、と思うほどに可哀想な人生。
本人にとっては可哀想ではないのかもしれないけれど。

実際に優秀であればあるほど、部下として、というか、
藩士としては、自分の主が一番、将軍にふさわしい、とか思ってしまうだろう。
戦国時代の名残深いこの時代ならばこそ。

それでも、戦乱を終えることこそが幕府の使命と分かってる御三家の人たちとしては、
どうにもできないことだったのでしょうね。

結果としては光圀さんの本願は成就したのだろうけれど、
天地明察と違って、晴れ晴れとした気持ちよさとは程遠く、
武士として、徳川家康の孫としての背負いどころがどんだけ大変だったか、
ということが目立つ気がしました。

予想通りとはいえ、重かった。
次回はもうちょっと軽いの読もう。
感動作、というようなものではないかもしれないけれど、
あれだけの文字量でも、読む気にさせてくれたのはさすが、というところで、
評価は○(5段階評価の真ん中)です。



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