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2013
06.14

火の鳥黎明編

火の鳥 (1) (角川文庫)火の鳥 (1) (角川文庫)
(1992/12)
手塚 治虫

商品詳細を見る


<概要>
時は古代。女王ヒミコのヤマタイ国と対立するクマソ。
部族間抗争は烈しく、戦場は血の海に。
度々の危機をくぐり抜けて
数奇な運命をたどる姉弟ヒナクとナギ、防人の猿田彦。
そして、手柄欲しさに「火の鳥」を狙う欲望の男たち。
酷くも美しいヤマトの自然を背景に
「永遠の生命」へのそれぞれの「戦い」を描く。

<感想>
今更になって、王道中の王道、手塚治虫さんです。

今愛用している武蔵野プレイスの図書館には結構漫画もあって、
なかでも手塚治虫さん作品は手厚くカバーしてくれています。

火の鳥はなんか、飛び飛びしか読んだことがなくて、
これを機に1冊目から順番に読んでみようかなぁ、と。


今回読んでふと思ったのは、
このシリーズって、手塚さんなりの空想日本の歴史、なのかな~、
ということです。

今回はヒミコや猿田彦、天孫瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)などが登場。
神武天皇から始まる、日本の黎明の時期が描かれているので、
おそらく黎明編、なのですね。

いろんなところに、当時の歴史認識の注釈が入っていて、
すでに今の解釈とは違っているところもありそうな感じもしますけれど、
それでも自分が社会の教科書で習ったこととは違う部分もあって、
へ~、とか、ほ~、とか思ってしまいました。

邪馬台国(ヤマタイコク)との戦に負けてなくなってしまう熊襲(クマソ)は、
私の出身九州で、いまだにクマソの血を引く人、というのが、
山間の集落にはいるという話もあり、
日本は単一民族、という話は嘘なんだなぁと、改めて感じました。

それにしても、手塚さんの漫画の中でも、
火の鳥って特に人が簡単に死にますよね。
ヒミコも、概要にも出てきた猿田彦とナギも、
あっさり死んでしまいました。
生き抜いたヒナクも物語の最後ではもう高齢のおばあちゃんに。

主人公クラスが普通に死んでいく。
それも含めて、やっぱり空想日本の歴史、なのかなぁ。

それを通じて見つめている火の鳥が救いのようでもあり、
また火の鳥が人の道を誤らせる恐ろしいもののようでもあり。

次以降の主人公として活躍してくれそうな予感を漂わせる、
ヒナクの息子タケルと、猿田彦の子供が楽しみです。
タケルはやっぱり日本武尊でしょうから、
次回作はそういう話なのでしょうね。

評価は、なんというか予想通りというところだし、
手塚さん作品に評価もなにも、というのもありますので、
火の鳥シリーズは評価なしで行こうと思います。


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