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2013
06.08

塗仏の宴 宴の始末 下

分冊文庫版 塗仏の宴 宴の始末(下) (講談社文庫)分冊文庫版 塗仏の宴 宴の始末(下) (講談社文庫)
(2006/05/16)
京極 夏彦

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<概要>
「愉しかったでしょう。こんなに長い間楽しませてあげたんですからねえ」。
宴の”黒幕”は笑った。
かつて戸人村でおきた事件の真相、
十五年後の再開に仕組まれていた邪悪な目論見、
そして囹圄の人たる関口巽は助かるのか:・・。
事件のすべての謎を明かした果てに京極堂は時代の勢を察す。


<感想>
やってくれました、京極夏彦さん。
これまで5冊分たまったもやもやを全部吹き飛ばしてくれる爽快さ!
大満足の1冊、塗仏の宴、最終巻でした。

謎解きについては、作中の青木さんのセリフにもあったように、
これまでと違って、この話は京極堂の事件だったということもあって、
京極堂しかしらないことが多くて微妙な部分もありましたけど、
姑獲鳥の夏、魍魎の匣、狂骨の宴、絡新婦の理、と、
鉄鼠の檻を除く4つの話すべてから伏線を引っ張ってきた徹底ぶり。
今回核心にいた内藤さん、残念ながら私はあまり記憶に定かでなかったです。
姑獲鳥の夏は、そこまですごいと思わなかったから印象が薄かったのか。。。

村上刑事もそんな大事な位置にいたとは気づかなかったし。
いつもながらそれなりに裏切ってくれる展開で楽しめました。

それから今回は、これまでになく乱闘シーンがあったり、
由布さん救出時からの、榎木津さんがケンカに強い側面がいっぱい出てきて、
崖から邪魔者を突き落したりするシーンやら、
木場さんとあわや対決というあたりとかは、かなりわくわくさせてくれました。

でも今回は、とにかく京極堂がカッコよかった!
やっぱり京極堂の事件だったということで、
京極堂の内面に迫るような部分がとても多く出てきたのも影響してるんでしょうが、
猫目洞での潤子さんとのやりとりが妙に色っぽいし、
乱闘の中を一人、影のようにすり抜けていくシーンとか、
魍魎の匣以来、久々に頭にリアルに映像が浮かび上がるような感じがして、
ほんとにドキドキしてしまいました。

しかもこの終わり方は、大ボスとしてまた、
堂島大佐と藍童子は絶対でてきますよね~。

百鬼夜行シリーズの未読本がまだまだあることに感謝してしまう1冊でした。
5冊分のストレスも吹き飛ばしてくれましたし、
2冊連続で、評価は☆+1の殿堂入り、という感じです。



関連する百鬼夜行シリーズの感想はこちら→
・塗仏の宴 宴の支度(上)
・塗仏の宴 宴の支度(中)
・塗仏の宴 宴の支度(下)
・塗仏の宴 宴の始末(上)
・塗仏の宴 宴の始末(中)



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