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2012
11.25

田辺聖子の古典まんだら上 その1

Category: 古典もの   Tags:田辺聖子古典
今日の一冊:田辺聖子古典まんだら上(図書館から)

田辺聖子の古典まんだら〈上〉田辺聖子の古典まんだら〈上〉
(2011/01)
田辺 聖子

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田辺聖子さんがいろんな古典について、
感想を交えて概要を説明してくださっている本です。
ここのところ私的古典ブームがさめやらず、
原作を読むとしたら、何から入ろうかなぁと思って、
その参考にできそうだし、田辺聖子さんが書いているということで、
借りることにしました。

上巻では、古事記、万葉集土佐日記、蜻蛉日記、枕草子、ほか、
有名どころオンパレードです。
思っていたよりもまじめな文章で軽く読める感じではないですが、
いろいろとチョイかじり出来そうという意味で、
期待しつつ読んでいます。

とりあえず今日読んだのは以下のところまで。

 はじめに
 ヤマトタケルのラブメッセージ-古事記
 天皇も庶民も歌を詠んだ-万葉集
 子を失った悲しみはいつまでも-土佐日記

ネタバレは続きを読むからどうぞ。

中盤、後半のネタバレ感想はこちら↓
田辺聖子の古典まんだら上 その2
田辺聖子の古典まんだら上 その3


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まずは古事記。
神話の話だと言うのは知ってましたが、結構中に短歌があるのですね。
日本書紀と何が違うのか良く分かってなかったですが、
両方に出てくるヤマトタケルノミコトの話などで、
古事記と日本書紀の表現の違いなども書いてあって面白かったです。
ここのところアニメでやっている「緋色の欠片」に出てくる玉依姫が、
神武天皇のお母さん!ということを知り、ちょっとびっくり。

次が万葉集。
古典の中でも特に短歌がブームなので、とても楽しく読めました。
壬申の乱などの歴史なども絡めて、詠んだ人の紹介とともに、
田辺聖子さんの気になる歌が紹介されています。
私は紹介されていた中でも、下の句が印象深いです。
有名な大伴家持のお母さんが作った歌だそうです。
なんだか、ドラマの中に出てくる主人公が愚痴る台詞みたいな歌です。

 恋い恋いて 逢える時だに 愛(うつく)しき
  言(こと)尽くしてよ 長くと思はば

「こんなに会いたい、会いたいと思ってやっと会えたんですもの。
 もっともっとたくさん私を愛しているって聞かせて。
 私たちの仲が長く続けばいいと思うのなら」
 
最後は土佐日記。
紀貫之が自分を女に見立てて日記を書いたものというのは、
確か国語の授業で習ったような気がしますが、
内容は良く知りませんでした。
赴任先の土佐から都に帰るのに、50日もかかった間につけた日記だとか。
60近くになって幼かった子供を亡くした紀貫之が、
とにかく悲しい気持ちを繰り返し繰り返し歌にして詠んでいます。
男の人はこんなに悲しみ続けていては恥ずかしいということで、
女のふりをして日記を書いたのでは、と、田辺聖子さんが書かれています。
紹介されている歌や文面からは、なんだかつらい感じがひしひしと感じられて、
ちょっと原作を手に取るのは大変かなと感じました。


中盤から後半にかけては、和泉式部の紹介や、
枕草子、大鏡、今昔物語など、読んでみたい、ちょっと知りたいという中身満載。
楽しみです。
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