--
--.--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2013
05.18

うた恋い。和歌撰 恋いのうた。

Category: 古典もの   Tags:杉田圭短歌
今日の一冊:うた恋い。和歌撰 恋いのうた。

うた恋い。和歌撰 恋いのうた。うた恋い。和歌撰 恋いのうた。
(2013/03/15)
渡部 泰明

商品詳細を見る


<内容>
『超訳百人一首 うた恋い。』の杉田圭と、
監修者で東京大学教授・渡部泰明の夢のコラボで贈る恋歌撰!
「恋」をテーマに渡部泰明が恋歌を解説し、
杉田圭がうち3本をダイナミックにマンガ化!

<感想>
表紙が、『超訳百人一首 うた恋い。』まんまだったし、サイズも一緒なので、
続き的なものが出たの?!と大喜びしてしまったら、
中身はほぼ小説といったような感じで、
読み応え十分の1冊でした。

内容にも書いてありますが、うた恋い。の監修者が選んだ恋の歌34首が解説されていて、
そのうち3つが漫画になっています。

マンガになっているのはかの有名な額田王と大海人皇子の有名な掛け合いと、
藤原道信と婉子(えんし)女王、最後が御深草院二条と有明の月。
額田王と大海人皇子のやりとりは確か学校で習った教科書に載っていたような。

本当に浮気心があったかのような解説をうけた気がしたのですが、
実は、額田王はこの時の夫、天智天皇と大海人皇子のが仲が悪いわけではないと、
噂を払しょくするための演技だったということが、最近定説になったそうです。
歴史と同じで、解釈って研究の末に変わってくるものなのですね。

この本で紹介されている歌はそれぞれにやっぱりすごいいいですけど、
個人的ベスト3は以下3つかな。

「月やあらぬ 春や昔の 春ならぬ わが身一つは もとの身にして」

3位は定番中の定番、在原業平の歌。
分かりやすいうえに、なかじーんときますよね。


「君が行く 道の長手を 繰り畳ね 焼き滅ぼさむ 天の火もがも」

そして2位は、これもかなり有名な、狭野弟上娘子(さののおとがみのおとめ)の歌。
”焼き滅ぼさむ”という言葉にちょっと怖いような、
でも本当に心がこもっている感じが伝わってきます。

そしてやっぱり1位は。。。

「夜もすがら 契りしことを 忘れずは 恋ひむ涙の 色ぞゆかしき」

うた恋い。3にも出ていましたが、この歌、ほんとに好きです。
読んでた時に涙が出てしまいました。
まぁ、定子様のイメージがあるからこそ、好きなのでしょうが。。。

 
マンガの軽さ、面白さはなかったけれど、どっぷりいろんな歌を読ませてもらえたので、、
評価は◎(5段階の上から2番目)です。



良かったらぜひ押してください↓
にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ にほんブログ村 本ブログへ



スポンサーサイト

トラックバックURL
http://monogatarigatari.blog.fc2.com/tb.php/117-f832d345
トラックバック
コメント
管理者にだけ表示を許可する
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。