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2013
03.30

うた恋い。3 和歌物語四

Category: 古典もの
今日の一冊:超訳百人一首 うた恋い。3

和歌物語三

久々にうた恋のことを書こうと思います。
和歌物語三は、百人一首に出てくる清少納言の有名な歌が詠まれたシーンのお話で、
うた恋い。3のヒロイン清少納言と、もう一人のメインキャラ藤原行成が、
信頼関係を深めつつ、恋の様相を少し現し始めるというストーリーです。

枕草子では少納言のすごく仲の良い親友としてたくさん登場したらしい行成様。
これまでに何度か出てきた義孝様の息子ということで、
期待大だったにも関わらず、宮廷人としては無粋な行成様ですが、
不器用なところも一途なところも、すごくいいのに、
当時の宮廷ではそういうのってもてないようそだったようですね~。

ネタバレの中身はいつものように続きを読む、からどうぞ。

本の紹介と、ほかの話へのリンクのページはこちら↓
うた恋い。3 全体感想


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2013
03.29

西風の戦記

今日の一冊:西風の戦記(ゼピュロシア・サーガ

西風の戦記(ゼピュロシア・サーガ) (ソノラマ文庫)西風の戦記(ゼピュロシア・サーガ) (ソノラマ文庫)
(1988/03)
田中 芳樹

商品詳細を見る


<概要>
西風の神を崇める「西風の王国」には、今、戦雲がたれこめている。
北部州総督、レオン・パラミデュースが正義の反乱を起こしたのだ。
国王軍の上将軍であるアポロニア公主は、それゆえに、
反逆者となった従兄を討つ決意を固めなければならなかった。
しかし、戦うたびにこの美しい戦士の心は揺れる。。。
偶然に同じ夢を見、この国に挑んだ二人の高校生が綴る、愛の戦記。


<感想>
ものすごく久々に、田中芳樹さんの空想戦記物を手にとりました。
あまりに古くて、amazonに画像がないらしくてびっくり。
朝日ソノラマ文庫が廃刊になったんですもんね。

主人公は、父、兄、叔父らを、父と叔父の兄である、先王に殺された現王の従兄。
父と兄、叔父の復讐を果たすために10年以上も、惰弱者のふりをしていて、
とうとう、復讐を果たす戦いを始めたわけです。

一方それを迎え撃つ国王軍の将軍は、現王の妹アポロニアで、
主人公、レオン・パラミデュースの従兄。
幼いころにレオン・パラミデュースに命を救われ、
王家の中でも彼が惰弱者のふりをしていたことを知っていた人物。

実はお互いを思いあっている二人が、敵味方に分かれて戦いあうその結果。。。
という、ある意味、王道的なお話です。

アルスラーン戦記があまりに風呂敷が大きくて登場人物も魅力的、
さらに戦いの知略もすごい分、物足りないところもありますが、
短い話の間に、田中芳樹さんらしい、軍略が見どころの戦いの様子もあって、
さらっとした読みごたえも含めて、田中芳樹さん入門編としてはとてもいいかな、と思います。

でも、現代日本からタイムスリップ?または別世界へ移動した高校生二人はらないのでは。。。
これもある意味語り部を作るという意味では王道っぽいですが、
ちょっと余計な感じもしました。

大好きな作家さんだということもあって評価を辛くして、
評価は△(5段階の下から2番目)です。



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2013
03.27

鉄鼠の檻

今日の一冊:鉄鼠の檻

文庫版 鉄鼠の檻 (講談社文庫)文庫版 鉄鼠の檻 (講談社文庫)
(2001/09/06)
京極 夏彦

商品詳細を見る


<概要>wikipediaより
とある商談のため、箱根山中の旅館「仙石楼」に滞在していた骨董商、今川雅澄は、姑獲鳥の夏の一件以来東京を離れて同旅館に居候していた久遠寺嘉親と出会う。時を同じくして、仙石楼へとやってきた中寺敦子と同僚の記者・飯窪、カメラマンとして同行した鳥口守彦。彼女らは科学雑誌「稀譚月報」の取材のため、「明慧寺」を訪れようとしていた。だがその「明慧寺」は京極堂こと中寺秋彦をしてその存在を聞いたことがないという寺でもあった。
そんな中、仙石桜の庭園に忽然と僧侶の死体が現れる。周りに足跡はなく、不可解な現場に旅館は騒然となる。さらに乗りこんできた神奈川県警の横暴な捜査に業を煮やした久遠寺老人は榎木津に捜査を依頼し、関係者一同で明慧寺に乗り込む。そこには外界と隔絶された閉鎖的で独自の社会が形成されていた。同じ頃、京極堂は友人からの依頼で古書を運び出すため、箱根山を訪れていた。
関口をして「檻」と形容する明慧寺。その中で次々と僧侶たちが殺されていく。警察にも手に負えない明慧寺に憑いた闇を、京極堂が落とす。


<感想>
京極夏彦さんの百鬼夜行シリーズの4巻目。
冗談みたいな厚さがパワーアップしていました。
全部で1300ページを超えたとは!

今回は箱根の山中のずっと知られていなかったお寺が舞台。
そのお寺のお坊さんたちが、どんどん殺されていきます。

宗教や歴史などに絡んだ話というのはいつものことですが、
今回は舞台装置作りに、これまでより以上に手間と時間をかけていたようでした。
成立年代のわからない、しかも京極堂も知らないお寺。
しかも、曹洞宗臨済宗の両方が混在するお寺。

お寺と隣接する旅館にやってきたのは、いつものメンバーに加えて、
シリーズ第1作姑獲鳥の夏に出てきた久遠寺老人と、
同じく姑獲鳥の夏で行方不明になっていた菅野が、僧として登場。
さらに、年を取らない謎の幼女。

これだけの舞台装置の中で、次々と起きる殺人に、
榎木津はお寺の中には犯人はいない、というし。
最後の謎解きで、また本当にきれいにまとめていく京極さんの手腕はほんとにすごいですね。

殺人が悟った人を悟った順に行われた、という結果には、
ちょっと鳥肌、というか、
僧侶たちの妄執のようなものを、関わったこともないのに、
なんだか実感したような気分になりました。

毎回のことですが、ほんとにすごいですねぇ。
京極夏彦さんが、どれだけ宗教関係の本を読み込んでいるのか。
知識に本当に脱帽です。

そんなわけで、評価は◎(5段階の上から2番目)です。



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2013
03.24

山種美術館特別展 琳派から日本画へ2

Category: 和芸術
山種美術館特別展 後期
 琳派から日本画へ -和歌のこころ・絵のこころ-

rinpa-yamatane.jpg


琳派、しかも山種の日本画ということで、
2月に行った琳派展。
江戸期の特に宗達の作品が後期に多くて気になっていたので行ってきました。

今回はなんといっても宗達や光悦の作品が光りました。
槇楓図屏風もよかったですが、やっぱり今回は楽しみにしていた、
俵屋宗達と本阿弥光悦合作の四季草花下絵和歌短冊帳。

ほんとにすばらしかったです。
金泥・銀泥で描いているので、やはり色落ちしているのですが、
ほぼシルエットにもかかわらず、背景の絵がなんだかよくわかるデザインの正確さと、
色落ちした金とほぼグレーになっている銀と墨の3色しかないのにとてもきれいにみえる、
文字や空間とのバランスの絶妙さ。

朝顔も菊も鶴も、やっぱりこの人たちから琳派デザインは始まったんだな、と、
改めて実感させられました。
ほんとにため息もいのです。

抱一の秋草図、又造の千羽鶴なども期待どおりでした。
明治期以降の作品の差し替えは少なかったですが、見ごたえ十分。
2度見に行ったかいあり、でした。

帰りに山種の喫茶店で生和菓子とお抹茶セットを頼みました。
普通に一食食べられるくらいのいいお値段ですが、
でも、見たばかりの下村観山の紅梅図をモデルにした梅のお菓子がとても素敵で、
なんだかとても贅沢なひと時を過ごすことができました。
山種喫茶

次は4月からもう、始まる百花繚乱です。
これまた花鳥画がきれいみたいで、やっぱり行きたくなりそうです。。。
hyakkaryourann 1

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2013
03.23

2000アクセス!

Category: 全体
桜の花が満開。
気が付いたら春も爛漫ですね。

今日ちょうど2,000アクセス達成しました。

自分が好きだった本のことを、
読んでみたいとコメントをいただいたりしたのも、
すごく、励みになりました。

だんだん、ブログを書くのも慣れてきました。
リンクさせてもらってるほかのみなさんのブログを読んで、
また新しく読みたい本が増えたりするのもすごく楽しいです。

これからもボチボチ続けて書いていきますので、
良かったらまた見に来てください。



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2013
03.21

ドリトル先生アフリカゆき

今日の一冊:ドリトル先生アフリカゆき

ドリトル先生アフリカゆき (岩波少年文庫 (021))ドリトル先生アフリカゆき (岩波少年文庫 (021))
(2000/06/16)
ヒュー・ロフティング

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<あらすじ>MARCデータベースより
動物と話のできる名医ジョン・ドリトル先生は、サルたちを恐ろしい疫病から救うために、アヒルのダブダブや犬のジップ、ブタのガブガブらを引き連れてアフリカに向かいます。78年刊に次ぐ新版。

<感想>
一応、自分の専門はと言われると植物なのですが、
生き物全般が好きで、最近はどちらかというと動物三昧の毎日です。

小さいころにファーブル昆虫記以上にはまったドリトル先生の話を、
そういえばもう一度読み直してみたら、また違う発見があるかも。。。
と思って手に取った1冊です。

なんとなく、ドリトル先生シリーズは航海記が最初だったようなイメージがあったのですが、
アフリカゆきがシリーズ1作目だったとか。
2000年に新しく出ているということなので、子供のころ私が読んだのとは違う本です。
なんと訳者が井伏鱒二!なんだか一挙に文学的な感じに。。。

ドリトル先生と一緒に暮らしている動物たちが、
それぞれの力を発揮していろんな困難を乗り越えていくのは、
なんとなく覚えていた通りでした。

でも、最初ドリトル先生が人間の医者で、
オウムから動物語を習って、それから動物のお医者さんになった、
という設定はまったくすっかり忘れてしました。

しかもローレンツのソロモンの指輪を読んでしまうと、
ものすごくドリトル先生とダブります。
ローレンツの方が空想でなくて現実であるだけに、
なんとなくローレンツがモデルなのかなぁと思ってしまったりしました。

内容は、子供向けとはいえ、いろんな生き物たちが出てきて、
顔が二つあるオシツオサレツという空想の動物が出てきたり、
予想外の展開に進んでいくところも含めて、
やっぱり名作、という感じでしたが、
想像を裏切るほど、とは言えませんでした。

そして、これはたぶんアフリカゆきだけの特典だと思うのですが、
この後のシリーズ11作のあらすじが巻末に全部載っています。
このあらすじ部分で、あ~、こういう話もあったあった!と、
思いだしてなつかしんだりできる特典付。

そんなわけで、評価は○(5段階の真ん中)です。



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2013
03.17

天地明察

☆17日に書いた記事が下書きのままでした。。。

今日の一冊:天地明察

天地明察天地明察
(2009/12/01)
冲方 丁

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<あらすじ>角川文庫webサイトより
江戸、四代将軍家綱の御代。戦国期の流血と混迷が未だ大きな傷として記憶されているこの時代に、ある「プロジェクト」が立ちあがった。即ち、日本独自の太陰暦を作り上げること。武家と公家、士と農、そして天と地を強靱な絆で結ぶこの計画は、そのまま文治国家として日本が変革を遂げる象徴でもあった。 実行者として選ばれたのは渋川春海。碁打ちの名門に生まれながら安穏の日々に倦み、和算に生き甲斐を見いだすこの青年に時の老中・酒井雅楽頭が目をつけた。「お主、退屈でない勝負が望みか?」 日本文化を変えた大いなる計画を、個の成長物語としてみずみずしくも重厚に描いた新境地。時代小説家・冲方 丁誕生の凱歌がここに上がる!

<感想>
今更ながら、2010年本屋大賞の有名な本です。
この作者の本を読んだのは初めて。

前評判がすごく良くても、読んでみると期待ほどでないという本が結構ありますが、
ほんとに、素直に感動しました。
失敗につぐ失敗で、もうさすがに成功するか、と思ったのに、
本当にあとわずかのページを残して予測が外れたときは、
この先どうやってまとめるのかと驚いてしまいました。

最後は泣いちゃったよ~、と友人から言われていたのですが、
最後の大和暦採用のくだりはすごくたんたんと進んでいったように感じました。

私自身は、天文学の先達たち、建部さん、伊藤さん、
そして徳川家の黒幕ともいえる保科正之、
そして生涯のライバルの関さんが、
それぞれに自分の夢や思いを春海に託していくシーンにジーンと来ました。

あと、春海が偶然にも北極星の位置をばっちりあてた瞬間。
伊藤さんと建部さんが二人して小躍りして喜ぶ様子と、
春海が途方もなくうれしいと答えて涙ぐむシーン、
ここが一番きちゃいました~。

それに加えて、主人公の渋川春海の名前も知らなかったし、
江戸時代に算学というものがそんなに民衆に人気があったというのも知らなかったし、
いろいろと新しいことを教えてもらうこともできたという良さもありました。


そんなわけで、評価は☆(5段階の1番上!)、満点です。



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2013
03.15

ちいさなせかい

Category: 絵本
今日の一冊:ちいさなせかい

ちいさなせかいちいさなせかい
(2001/10)
神岡 学

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<感想>
私の大好きな神岡学さんの絵本、2冊目です。
テイストはいつもと変わらず、絵も文章もなんともいえず暖かい。
今回は小さなカエルが主人公です。

ずっと小さな池にしがみついていたカエルが、
ゾウと出会うことで、自分の世界の小ささに気づき、
自分で池を大きくしようとがんばりはじめます。
でも、雨が降らなかったり、ほかの生き物に邪魔されたり、
なかなかうまくいきません。

落ち込んがカエルが土の中深く深くもぐって行くうちに、
地下にあった水源に到達して、噴水のように水が出てくるのです。
最後に書かれた、カエルが作った大きな水場大団円の様子は、
なんともいえない幸せな気持ちをもたらしてくれます。

いろいろ頑張っても、なんかうまくいかないとき、
心を安らかにしてくれる本です。


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2013
03.13

砂漠

今日の一冊:砂漠

砂漠 (新潮文庫)砂漠 (新潮文庫)
(2010/06/29)
伊坂 幸太郎

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<概要>amazonより
入学した大学で出会った5人の男女。ボウリング、合コン、麻雀、通り魔犯との遭遇、捨てられた犬の救出、超能力対決……。共に経験した出来事や事件が、互いの絆を深め、それぞれを成長させてゆく。自らの未熟さに悩み、過剰さを持て余し、それでも何かを求めて手探りで先へ進もうとする青春時代。二度とない季節の光と闇をパンクロックのビートにのせて描く、爽快感溢れる長編小説。


<感想>
伊坂幸太郎、3冊目です。
伊坂さん好きの友人が、一番この本が好き、という大絶賛の本でした。

3人の大学生がそれぞれに個性的で、
学生生活を通じて成長していく様子を描写しています。

個人的には大変なことになったとはいえ、
ちょっといらいらするほど軽率だった鳥井君が、
事故を通じてすごく変わっていったのがよかったです。
最後までちょっとハラハラさせられました。

重力ピエロの方が個人的には好きですが、
読み終わったときはなんかとても気持ち良かったです。

星の王子様で有名なサンテグジュペリの本が何度も引用されます。
そっちの本が読みたくなってしまいました。

そんなわけで、評価は○(5段階の真ん中)です。



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2013
03.10

狂骨の夢

今日の一冊:狂骨の夢

文庫版 狂骨の夢 (講談社文庫)文庫版 狂骨の夢 (講談社文庫)
(2000/09/05)
京極 夏彦

商品詳細を見る


<概要>wikipediaより
関口巽はある日、前回の事件の渦中で死亡した久保竣公の葬式の席で大物小説家、宇多川崇からとある相談を受ける。それは、記憶喪失の妻の、海鳴りと甦ってくる記憶と殺した夫への恐怖に関するものだった。一方その妻、宇多川朱美は自分が記憶を失う以前に、前の夫を、首を切って殺してしまったのではないかという疑団にさいなまれていた。
一方、宇多川夫妻が住む逗子で、関口たちの古くからの友人、伊佐間一成は、海岸で朱美と名乗る女性と出会う。折からの冷え込みで体調を崩していた伊佐間は、朱美にいざなわれるまま彼女の家へとあがりこむ。酒に酔うまま、朱美は過去に同じ店で奉公していた女性を殺してしまったと告白する。
同じく、逗子にあるキリスト教会の居候、降旗弘と牧師の白丘亮一は、ある日訪れた宇多川朱美という女性から懺悔を聞く。彼女は、以前首を切って殺した夫が首をつなげて甦り、自分に会いにくるという。そしてその度に、絞め殺し、首を切っていると言うのである。
「死体が生き返る」・・・そんなことがありえるのか。そんな中、今度は宇多川崇が何者かによって殺害された。謎が謎を呼ぶ連続殺人事件に京極堂が挑む。そこには朱美を取り巻く壮絶な過去の秘密があった。


<感想>
京極夏彦さんの百鬼夜行シリーズの3巻目。
冗談みたいな厚さがまた変わらずとは。。。

今回も最後1/3くらいは怒涛の謎解き。
魍魎の匣を読んでいたので、きっと後半すごいだろうと予想してはいましたが、
やっぱり怒涛の展開でした。

前回の魍魎の匣では関連がありそうな事件がすべてばらばらの事件だった、
という部分を前提に、今度は関係のなさそうな事件が全部一つの事件だった、
という結論。
絡ませ方はかなり複雑怪奇で、構想の練り方がすごい。

途中で、朱美の二重人格のなぞはなんとなく想像していましたが、
朱美が首を切って殺人を犯すように仕向けたのがこんなからくりだったとは。。。

とりあえず厚みに対しては十分満足、でした。
でも、1冊読むのにかなり時間がかかるので、ちょっと次は間をあけようかな、と。

そんなわけで、評価は◎(5段階の上から2番目)です。



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2013
03.06

はなのひと

Category: 絵本   Tags:神岡学ひまわり
今日の一冊:はなのひと

はなのひとはなのひと
(1999/11)
かみおか まなぶ

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<感想>
私の大好きな神岡学さんの絵本で、なかなか手に入らなかったのが、これ。
最近やっと手に入りました。
もう普通の書店では売っていない様子です。

私が神岡学さんにであった、「あした、きっとかわる」に出てくる、
うれしいとき、うれしいかお、のひまわりの絵。
そのひまわりさんが主人公の絵本です。

花びらの数だけの夢をかなえてもらえることになったひまわりさんは、
走ってみたり、釣りをしてみたり、ブランコに乗ったり、海に行ったりして、
たぶんこれまでにできなかったことをいろいろやりますが、
花びらはそれとともに減っていきます。
そして最後の一枚で、自分の種を育てるために、水をかけるのです。

生きとし生けるものはみんなこんなことを願って、暮らしているんじゃないでしょうか。
相変わらずなんとなく、ほんのり胸を暖かくして、ジーンとさせてくれる作家さんです。


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2013
03.04

エイリアン蒼血魔城

今日の一冊:エイリアン蒼血魔城

エイリアン蒼血魔城 (ソノラマ文庫)エイリアン蒼血魔城 (ソノラマ文庫)
(2000/02)
菊地 秀行

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<あらすじ>
おれが宝探しに乗りこんだのは、明治以降”神隠し”事件が頻発する山間の蒼木村だった。
住人には個性派が多く、とくに女子高生の活きのよさには眼をみはるものがある。
その唯一の例外が蒼木良美だった。
一週間の行方不明の後、姿を見せた彼女はやつれ果て、生肉に涎を滴らせていたのだ。
おれの狙いである蒼木家の謎の一端が、早くも眼の前に提示されようとしている。
-痛快極まりなし。八頭大(やがしらだい)、会心の大復活劇。

<感想>
Dシリーズ以外の菊池秀行さんの本はほとんど読んだことがなくて、
リサイクル図書にあったので、なんとなく持って帰りました。
宝探しを仕事にしているのが主人公の八頭大君。
最新の化学兵器みないなものや、
”ジルガ”とかいう体術を使ってなんとか危機を乗り越えるわけですが、
なんだか、あまり何がしたいのかよくわからなかった。
ルパンのように手に入りそうだった狙いのお宝は結局手に入らなかったし。

読みごたえはとても軽くて、あっという間に読んでしまいました。
でも、ちょっと続編とかに手を出そうという気分にはなれないですね。
う~ん、残念。
やっぱりDシリーズをどんどん書いてほしい。

そんなわけで、評価は×、△、○、◎、☆の△です。


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2013
03.03

2月のふりかえり

2月のまとめ

2月も終わりになってから急に暖かくなりました。
もう3月なんですから、そろそろ春らしくなってほしいものです。

ちょっと遅れちゃいましたけど、2月にご紹介した本をまとめます。


重力ピエロ重力ピエロ
(2003/04)
伊坂 幸太郎
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魔法使いはだれだ ― 大魔法使いクレストマンシー魔法使いはだれだ ― 大魔法使いクレストマンシー
(2001/08/29)
ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
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ばら色の頬のころ―when I was thirteen (F COMICS)ばら色の頬のころ―when I was thirteen (F COMICS)
(2007/03)
中村 明日美子
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図南の翼 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)図南の翼 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)
(1996/02/05)
小野 不由美
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ラッシュライフ (新潮文庫)ラッシュライフ (新潮文庫)
(2005/04)
伊坂 幸太郎
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文庫版 魍魎の匣 (講談社文庫)文庫版 魍魎の匣 (講談社文庫)
(1999/09/08)
京極 夏彦
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生き物の描き方: 自然観察の技法生き物の描き方: 自然観察の技法
(2012/12/12)
盛口 満
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真夜中のパン屋さん (ポプラ文庫)真夜中のパン屋さん (ポプラ文庫)
(2011/06/03)
大沼 紀子
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振り返ってみると今回は小説ばっかりでした。
いろんな意味でインパクトがすごかったのは、やっぱり魍魎の匣、ですね。
おかげさまで、今は狂骨の夢と格闘中です。

あと、図南の翼もよかったな。
今年のうちに新刊が出るという噂なので、今から楽しみです。

やっと課題も終わったので、今月はもうちょっと読めるといいな、と思っています。
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