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2015
02.10

海の底

海の底 (角川文庫)海の底 (角川文庫)
(2009/04/25)
有川 浩

商品詳細を見る


<概要>
4月。桜祭りで解放された米軍横須賀基地。
停泊中の海上自衛隊潜水艦『きりしお』の隊員が見た時、
喧騒は悲鳴に変わっていた。
巨大な赤い甲殻類の大群が基地を闊歩し、
次々に人を『食べている』!
自衛官は救出した子供たちと潜水艦へ立てこもるが、
彼らはなぜか「歪んでいた」。
一方、警察と自衛隊、米軍の駆け引きの中、
機動隊は壮絶な戦いを強いられていく――
ジャンルの垣根を飛び越えたスーパーエンタテインメント!!

<感想>
自衛隊三部作の最後の1作、「海の中」。

空の中に引き続き、結局3作とも、ありえない状況は生き物原因という結果。

ある意味一番、生き物ネタ的にはありえない感じだった。
深海生物が浅海に持ってこられると、水圧の違いで長く生きられないことが多いし、
巨大化することについても、ゾウくらいのサイズっていうのが地上では限度だから。

怪獣映画的な部分、密室的な部分、
さらに実況中継的に自衛隊、警察、米軍のそれぞれの動きを中継していきつつ、
人間模様を書いていく、というのは、ちょっと欲張り感があったかな?
深めきれてない感じがしました。

分かりやすい悪役がいるのは「空の中」に引き続き、だったけれど、
こっちのがきんちょ悪ガキの方が、たちが悪くて気持ち悪くて、
確かに可哀想なことはあったかもしれないけど次号自適感が強く、
読んでてちょっと嫌になってしまった。

私的には、切なさと恋愛重視の塩の街が一番好きで、
次が泣かせてくれた空の中、海の底が最後、という順でした。
シリーズものはやっぱり一作目が肝なのかな。

そんなわけで、評価は○(5段階評価の真ん中)です。



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2015
01.29

空の中

空の中 (角川文庫)空の中 (角川文庫)
(2008/06/25)
有川 浩

商品詳細を見る


<概要>
200X年、謎の航空機事故が相次ぎ、
メーカーの担当者と生き残った自衛隊パイロットは調査のために高空へ飛んだ。
高度2万、事故に共通するその空域で彼らが見つけた秘密とは?
一方地上では、子供たちが海辺で不思議な生物を拾う。
大人と子供が見つけた2つの秘密が出会うとき、
日本に、人類に降りかかる前代未聞の奇妙な危機とは――
すべての本読みが胸躍らせる、未曽有のスペクタクルエンタテイメント!!

<感想>
自衛隊三部作の中での最高傑作という噂で、
楽しみにしていた「空の中」。

上空2万メートルで続いた飛行機事故の謎。
意外とあっさり原因がわかったけど、まさかの。。。生き物?
っていうのはちょっとびっくりでしたし、
前振りから最後までびっしり話が絡み合ってて、
手塚治虫の漫画みたいなしっかりした作りこみで、読みごたえがありました。

二組のカップルの行方、
可哀想な事故の犠牲者の娘さん、など、
人によって気になったところは分かれそうですが、
私は、フェイクのいじらしさにやられました。

かわいい。いい子過ぎる。。。

それにしても、有川さん、生き物に詳しい。
エディアカラ生物群なんて、普通教科書とかにも出てこないし、
かなり、生き物好きでないと書けない話題でしょ。

ある程度生物学知ってる人の方が、
絶対ディックがいない、と言えない気がする。

久々に泣かしてくれた本でした。
そんなわけで、評価は◎(5段階評価の上から2番目)です。



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2015
01.11

塩の街

塩の街 (角川文庫)塩の街 (角川文庫)
(2010/01/23)
有川 浩

商品詳細を見る


<概要>
塩が世界を埋め尽くす塩害の時代。
塩は着々と街を飲み込み、社会を崩壊させようとしていた。
その崩壊寸前の東京で暮らす男と少女、秋葉と真奈。
世界の片隅で生きる2人の前には、様々な人間が現れ、消えていく。
だが―――「世界とか、救ってみたくない?」。
ある日、そそのかすように囁く者が運命を連れてやってくる。
「空の中」、「海の底」と並ぶ3部作の第1作にして、有川浩のデビュー作!
番外編も完全収録!!

<感想>
夏から続いている有川浩さんブームで、
自衛隊三部作も読みたいな~、と思っていたら、
ちょうど文庫が1冊。
ホクホクした気分で持ち帰ってきました。

思ったよりも深刻な感じの短編が連なっていきつつも、
最後はやっぱり、安心のラブラブハッピーエンド。
まぁ、有川さんなので心配はしてなかったんだけど。

主人公カップルのヒーロー訳、秋葉くん。
基本的に欠点がほとんど描写されてないだけの堂上じゃん、って感じで。
キャラ設定かぶりすぎな気が。。。
年の差は小牧とまりえちゃんカップルの方と同じ数だし。
なんか、腕っぷし強くて意地っ張りで年の差があるカップルが好きなんだね。
ま~、王道ではあるんだけど。

空の中、海の底ではもうちょっと違うキャラが出てきそうなので、
そこは期待したいところ。

個人的には、1話目の短編が好きでした。
塩害で死んでいった恋人の女の子を海に連れて行こうとする男の子が、
彼女が死んでいった時のことを描写するシーン。
彼女の涙が、頬を削っていくところ。ほんとに切ない。
こんなことがなければホントの気持ちに気づかないってのもわかる。
人間は知っているつもりでも、やっぱり、
失くしてみないと有難味がわからないもの、っていうのがひしひしと。
こういうのがラブストーリーと混ざってるのが、有川浩流、ですよね~。

2冊目、3冊目も楽しみです。
そんなわけで、評価は◎(5段階評価の上から2番目)です。



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